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知っておきたい!カーポート工事で損をしない駐車場設計

【カーポート】知っておきたい損をしない駐車場設計

 

これから新しく家を購入する方々の中には、カーポートも欲しいなと既にお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

雨の日も濡れずに車に乗り降りできたり、洗車回数が減ったりと、非常に便利なカーポートですが…

適した駐車場でないと、設置できなかったり、設置のために大がかかりな追加工事が必要になってしまったり、という落とし穴がある場合があります。

 

そこで今回は、これから家を購入する方々向けに、カーポートを設置する場合の「損をしない駐車場(適した駐車場)について」解説していこうと思います。

これらを知っておくことで、カーポートの設置工事の際に、予期せぬトラブルや余計な出費を防ぐことができますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

この記事を読んで分かるコト

これから家を建てる・購入する方におすすめ!

e.g.01 カーポートを設置する場合に適した駐車場がどのようなものか分かる

e.g.02 駐車場づくりで損をすること・後悔することを防げる

e.g.03 見積や工事をスムーズに進めることができる

 

損をしない駐車場設計のポイント

 

01. 駐車場の大きさは「カーポートの基礎サイズ」も含めて考える

メーカーが発行する図面や施工要領書を確認することで、そのカーポートの基礎サイズを確認することができます。

カーポートを安心して長く使用するためにも、この基礎サイズを守った正しい工事が行える駐車場の大きさを確保しましょう。

「カーポート本体のみ」設置スペース

「カーポート+基礎」設置スペース

「カーポート(本体のみのサイズ)」と「カーポート+基礎」は上図のように、設置スペースが変わりますので注意が必要です。

「カーポート+基礎」よりも、余裕のある駐車場の大きさとなるようにしましょう。

 

02. 地中配管の場所に注意

一般的に敷地内には給水管や排水管などが地中に埋まっています。

駐車場を経由してることも多く、カーポートを設置しようと穴を掘ってみたら配管に当たったなんてこともよくある話です。

地中の配管イメージ

配管を加工(方向や位置を変えたり)して、カーポートを設置することも可能ですが、配管加工費などの余計な費用が生じてしまいます。

費用を抑えたり、スムーズに工事を行いたいと考えるのであれば…

  • 住宅の設計段階で意見を伝えることが可能であれば、担当者にカーポートを設置したいことを伝えて、配管の場所を考慮してもらう。
  • 建売住宅などですでに配管工事が済んでいる場合は、駐車場の現状や配管図計画図を確認して、設置が可能か検討する。

などの行動が必要となります。

 

03. 土間コンクリートは要検討

土間コンクリートで仕上げられた駐車場では、カーポートの柱部分のコンクリートは解体(ハツリ)する必要があります。

この際のデメリットとして、解体費用がかかることや、解体した部分が目立つなどが挙げられます。

解体(ハツリ)作業イメージ

カーポートの設置と土間コンクリート工事を同時に行うことで、解体費用が発生せず、駐車場全体の仕上がりも綺麗にすることができます。

しかし、諸事情によって…同時に工事しないで、後々にカーポートを設置したいといった場合には…

「カーポートの柱(基礎)部分」だけを土や砂利の状態にしておく。ということも良計として考えられます。

下のイメージようなケースでは、部分的に駐車場の床を仕上げることで費用も抑えることができ、カーポートの設置もスムーズに行えます。

部分的な土間コン仕上げのイメージ

 

04. 住宅との距離をとる

右図のように、住宅と駐車場が近くなる場合には、いくつかのデメリットが生じます。

  • 極端に住宅と近い場合には、強風によってカーポートが揺れたときに住宅と干渉する可能性がある。
  • 室内への日差しがカーポートによって遮られる。
  • 外壁塗装などのメンテナンス時に、足場が架けれなくなってしまう。

特に、足場が架けれなくなってしまう場合…

カーポート屋根材外しのイメージ

足場を架けるためには、カーポートの屋根材を外す作業が必要です。これには2万~4万円程度の費用がかかってしまいます。

それを防ぐためにも、最低でも70cmは住宅とカーポートを離して設置する必要があるといえます。

 

専門業者に早めに相談!

信頼できる業者に相談して、より具体的なアドバイスをもらいましょう!

ここまで、いくつかポイントをご紹介してまいりましたが…

より適した駐車場の設計にするためにも、早めにエクステリア・外構の専門業者に相談することをおすすめします。

業者としても、早めに相談があれば、工事をスムーズにすすめられる方法などを提案できる場合もあります。

正しい工事を行ってくれる「安心・信頼のできる業者」を選んで、ぜひ相談をしてみましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

注文住宅の場合には、上記したポイントなどを押さえて、適した駐車場の設計を行っていただきたいです。

建売住宅などで、すでに駐車場が完成している場合には、希望のカーポートがその駐車場に設置できるかを、ポイントを踏まえながら確認してください。

損することや後悔がないよう、理想の住まいにしましょう!

当記事のまとめ

  • カーポートを設置したい場合には、それに適した駐車場づくりが必要。
  • 駐車場の大きさは「カーポート+基礎」よりも大きくつくる。
  • カーポートと干渉しないように、地中配管を配置する。
  • 駐車場を土間コンクリートにする場合には、なるべく解体(ハツリ)工事が発生しないようにする。
  • 住宅とカーポートは70cm以上離して設置する。
  • 専門業者への早めの相談が、より良い駐車場の設計につながる。

 

 

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