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こんな駐車場には注意!カーポートを設置しにくい3つのパターン

こんな駐車場には注意!カーポートを設置しにくい3つのパターン

 

街中を見ると多くの住宅に設置されていて、エクステリアの中でも人気の高いカーポートですが…

すべての家の駐車場に問題なく設置できるかというと、そうではありません。

 

「家を購入したらカーポートも欲しいな」とお考えの方であれば、

どのような駐車場には設置しにくいのかを知っておかないと、余計な費用がかかってしまったり、最悪の場合には設置できない、なんてことにもなってしまいます。

 

そこで今回は、家をこれから購入する方向けに、「カーポートの設置しにくい駐車場について」解説をしてまいります。

ぜひ最後までお読みいただき、後悔のない家選びにつなげていただければと思います。

この記事を読んで分かるコト

これから家を建てる・購入する方におすすめ!

e.g.01 カーポートを設置する場合に避けるべき駐車場が分かる

e.g.02 どのような駐車場を選ぶと良いかが分かる

e.g.03 カーポート設置に余計な費用をかけずに工事する方法が分かる

 

カーポートを設置しにくい駐車場の3パターン

 

01. 配管がある場合

住宅の敷地内には、水道管・排水管・ガス管・電気配線管などが地中に埋設されていて、それらが駐車場も経由していることがほとんどです。

特に、駐車場のブロック壁寄りに「量水器(メーターボックス)」があるのは、よくあるパターンです。

量水器イメージ

こういった状況の場合、量水器から伸びる水道管はブロック壁ぎわを沿って埋設されている場合が多く、カーポートの柱をブロック壁側に建てることは難しいケースといえます。

干渉するケースを平面図で説明

 

配管を加工(方向や位置を変えたり)すれば、カーポートを設置することも可能ですが、加工費など余計な費用が生じてしまいます。費用を抑えたり、スムーズに工事を行いたいと考えるのであれば…

カーポートと干渉することのないような、配管計画がされた駐車場を選びましょう。

「図面」の確認

埋設された配管がどこらへんに埋まっているか、どんな経路で通っているか、「図面(配管図、設備図など)」を確認することでより正確に知ることができます。

可能であれば、ハウスメーカー担当者などに事前に確認をしておきましょう。

 

02. 変形地の場合

駐車場が道路や建物に対して、平行・垂直になっていない場合には注意が必要です。

台形の駐車場のイメージ

台形の駐車場のイメージ

カーポートの種類によっては「異形加工」ができるものもあり、変形の駐車場に合わせた形で設置することも可能です。

しかしながら、部品代や加工費として約3~4万円の追加費用がかかってしまいます。

異形加工のイメージ

 

もし、駐車場が台形など変形地となってしまう場合には…

奥行を確保することで、カーポートを加工せずに設置できるケースもあります。

希望するカーポートをよく理解して、駐車場の形に納まるかを確認しましょう。

台形駐車場でも加工が不要なパターンのイメージ

 

03. 急勾配となっている場合

勾配とは、駐車場に雨水などが溜まらないように地面についた傾きのことで、駐車場であれば、通常「1.5~2%程度の勾配」がついています。

しかし、何らかの理由によって、通常よりも「急な勾配」となってしまう駐車場も存在します。

例えば、5%の勾配の駐車場があるとすると…5mの距離があれば、先端と終端の高低差は25cmにもなります。

駐車場「勾配」の説明

一般的な勾配のイメージ

急勾配となっているイメージ

そして、このような急勾配の駐車場にカーポートを設置すると、なにが問題になるかというと…

カーポート下の「有効な高さ(駐車できるスペース)」が小さくなってしまうという点です。

急勾配の駐車場にカーポートを設置したイメージ

※「カタログに記載されたカーポート柱高さ」の基準値は、埋め込みが浅くなる側の柱の寸法となります。※梁上に屋根材が乗るタイプのカーポートでは、有効高さの考え方が変わります。

また、そのような急勾配の駐車場では、車の出し入れ、乗り降りも、若干のしづらさを感じることかと思います。

 

早めに専門業者に相談!

信頼できる業者に相談して、より具体的なアドバイスをもらいましょう!


ここまで、「避けた方がよい」駐車場の例を3パターンご紹介してまいりましが、他にもカーポートを設置するのに適さない例も多くあります。

そういったことからも、「これから住まいを探そう、そしてカーポートも設置したい」とお考えの方は、早めにエクステリア・外構の専門業者に相談することをおすすめします。

 

家を購入してから、カーポートを設置しようと相談してみたら、希望商品が設置できない…加工が必要になった…ということもあります。

業者としても、早めに相談があれば、「適した駐車場選び」などをお手伝いできる場合もありますので、正しい知識をもった「信頼のできる業者」に相談をしてみましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カーポートが設置しづらい駐車場を知っておくことで…

「希望する商品が設置できない」、「加工費がかかって予算オーバーした」といったトラブルを防ぐことにもつながります。

ぜひ、住まい選びの1つの指標としてお使いいただけたらと思います。

当記事のまとめ

  • カーポートを設置しにくい・できないような駐車場がある。
  • 「設置工事において干渉する配管がある場合」
  • 「加工が必要となってしまう変形(台形など)の駐車場の場合」
  • 「急勾配の駐車場の場合」
  • 専門業者へ相談することで、適した駐車場が分かる。

 

 

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