カーゲート

専門店が教えるカーゲートの選び方

 

突然ですが、皆さまは愛車をどのように守っていますか?

 

年々車両の盗難は減少傾向にあるものの、年間数千件もの盗難事件が起きており、大型のRV車やハイブリットカーなどが被害にあうケースが多いそうです。

これまでに「一度車を盗難されかけたことがあって、怖くて駐車場にカーゲートを設置したい」とお客様からご相談をいただいたこともあります。

なるべくであれば、そのようなことが起こる前に盗難対策をばっちりして安心して過ごしたいものですよね。

 

そこで今回は、駐車場の愛車を守る「カーゲート」について…

その魅力やどんな種類があるか、その「選び方のポイント」について解説していきたいと思います。

気になる設置費用も書いておりますので、ぜひ最後までお読み下さいませ。

カーゲートの魅力・メリット

 

車の盗難を防ぐことができる

カーゲートがあることで盗難の難しさが高まり、盗難者への抑止力にもなります。

敷地内への侵入を防ぐことができる

家のまわりはフェンスで囲い、駐車場をカーゲートで塞ぐことで、防犯性の非常に高い住まいになります。

子供やペットの飛び出しを防ぐことができる

カーゲートを設置することで、重大な事故につながるような子供やペットの道路への飛び出しを防ぎます。

 

カーゲートの種類

どのようなカーゲートがあるか、各タイプごとにわけて簡単にご紹介します。

 

伸縮タイプ

アコーディオンタイプやジャバラタイプなどとも呼ばれる伸縮式の門扉。

もっとも普及しているカーゲートの種類で、バリエーションやサイズが実に豊富にあります。リーズナブルな点やさまざまな現場に設置できる高い対応力が魅力です。

引戸タイプ

スライドドアなどと呼ばれる横引きタイプの門扉。

戸を引き込むスペースの確保が必要ですが、開け閉めはとてもスムーズ。また、機構が複雑でないことから、比較的故障が少ない点も魅力のひとつです。

跳ね上げタイプ

オーバードアやアップゲートなどと呼ばれる跳ね上げタイプの門扉。

上方に開けた扉が留まるため、設置しても邪魔になることなくスペースを有効に使うことができます。

シャッターゲートタイプ

ガレージシャッターなどとも呼ばれる独立型のシャッター門扉。

堅牢な見た目から分かるように防犯性が非常に高く、カーポートとの組合せることで、さながらガレージのようにすることも可能です。

チェーンポールタイプ

地面に立てたポールにチェーンなどをつなぎ、防護柵とするタイプ。

設置費用・メンテナンス費用が比較的安く、大規模な工事を必要としない点が特徴。

その他のタイプ

頻出性はあまり高くないですが、その他にも「折戸ゲート」や「スライディングゲート」などのタイプもあります。

 

商品選びのポイント

ここからは、ご自分に最適なカーゲートを選ぶためのポイントを何点かの視点に別けて解説していきたいと思います。

 

車の台数から選ぶ

設置を考えている駐車スペースでも良いですし、これから家を建てる方などは将来の駐車場にはどのくらいの車台数をお停めになりますでしょうか?

1台、2台、3台以上など、ご家庭によってさまざまかと思いますが、それぞれの台数によってカーゲートには得意・不得意があります。

 

1台用

〇 得意 △ 不得意
  • 伸縮タイプ
  • 引戸タイプ
  • 跳ね上げタイプ
  • シャッターゲートタイプ
  • チェーンポールタイプ
1台用の駐車スペースであれば基本的にどのタイプでも対応できます。それぞれの特性を踏まえて、ご自分に適したものを選びましょう。

 

2台用

〇 得意 △ 不得意
  • 伸縮タイプ
  • 跳ね上げタイプ
  • シャッターゲートタイプ
  • チェーンポールタイプ
  • 引戸タイプ
2台用になると「引戸タイプ」は基本的には両開き仕様となります。左右の引込みスペースが必要になるため、設置場所が制限されるケースが多いです。検討される場合は綿密な駐車場設計を行う必要があります。

引戸 2台用の扉の動き

※YKKAP「ベルゲート」のように、片開きでもコンパクトに収納できるタイプもあります。

 

3台用

〇 得意 △ 不得意
  • 伸縮タイプ
  • チェーンポールタイプ
  • 引戸タイプ
  • 跳ね上げタイプ
  • シャッターゲートタイプ
3台以上になると、「跳ね上げタイプ」や「シャッターゲートタイプ」では単体での対応ができなくなります。もし導入するのであれば単体+単体で使う連棟型を検討しましょう。

 

開け閉めのしやすさから選ぶ

日々使うことの多いカーゲートにおいて、開閉のしやすさは非常に重要です。朝の忙しい時間にもあたふたすることなくスムーズに開けられるものを選びたいものです。

 

カーゲート 開閉のしやすさ チャート表

 

伸縮タイプ

開閉のスピード 開閉のしやすさ

地面の凹凸や傾斜の影響を受けやすく、開閉時に揺れと閉めにくさに感じることもあります。地面にレールを設置することで揺れを軽減することもできます。

引戸タイプ

開閉のスピード 開閉のしやすさ

扉の下に付いた戸車が、地面のレール上を走るため安定してスムーズに動かすことができます。開閉の速度も比較的早いです。

跳ね上げタイプ

開閉のスピード 開閉のしやすさ

動き出しにやや力がいるものの、開閉のしやすさ、開閉の速度ともに優れています。

シャッタータイプ

開閉のスピード 開閉のしやすさ

電動のものと手動のものがあります。手動タイプは開ける際に重さと面倒さを感じるかもしれません。

ポールタイプ

開閉のスピード 開閉のしやすさ

チェーンを外すだけの状態であればそれほど面倒ではありませんが、ポールを格納するケースでは開閉作業に時間を要します。

交通量の多い道路には「電動タイプ」がおすすめ

交通量が多く、一度停車してからカーゲートを開けることができないような場所では、電動タイプのカーゲートがおすすめ。車内からリモコンで操作できるものもあり、車から降りることなくカーゲートの開け閉めが行えます。

四国化成 電動伸縮門扉 クレディアコー

LIXIL ワイドシャッター C型 電動

 

防犯性から選ぶ

愛車を守るためにも、すぐに壊されたり、簡単に解錠できるものであってはなりません。「壊されにくい構造か…鍵がかけられるか…車への視線を遮る効果があるか…」など防犯性にかかわるそれぞれの特性もチェックしましょう。

 

伸縮タイプ

防犯性

門扉のように鍵をかけて施錠することができますが、強度が弱い部分があり、破壊されてしまうと盗難被害にあってしまう可能性があります。

引戸タイプ

防犯性

伸縮タイプと同様に鍵による施錠が可能。また構造が単純なため強度にも優れています。目隠しタイプの扉にすれば、駐車場の車を泥棒から見えにくくすることもできます。

跳ね上げタイプ

防犯性

上記同様に鍵による施錠が可能。また構造が単純なため強度にも優れています。目隠しタイプの扉にすれば、駐車場の車を泥棒から見えにくくすることもできます。

シャッタータイプ

防犯性

防犯性能は極めて高いです。シャッター部分を目隠しタイプのスラットにすることで、車を隠すことも可能です。

ポールタイプ

防犯性

他のカーゲートと比べると防犯性能は低いです。ロック機能があるものもありますが、十分な盗難対策にはなり難いケースが多いです。

壊れにくいのはどのタイプ?

耐久性(壊れにくさ)が高いのは、構造が単純な「引戸タイプ」や「ポールタイプ」です。伸縮タイプのように構造が複雑なものは、何度も動かしていると故障や不具合がおきやすいです。

防犯的な耐久性(破壊されにくさ)でいえば、「シャッタータイプ」がおすすめです。壊すのには相当な音の発生と時間がかかりますので、抑止力も高いといえます。

 

耐久性から選ぶ

防犯性でも少し触れましたが、カーゲートの種類によっては壊れにくい・壊れやすいの差があります。これは台風や積雪といった自然現象などの影響を受けた際にも、それぞれのカーゲートによって耐久性の差が生じてきます。

また、経年劣化や使用頻度によっても故障しやすいタイプがあるので、長く使うことができるものを選びましょう。

 

伸縮タイプ

耐久性

構造が複雑なため、使用回数が多くなってくると部品の破損や動作不良が起こる可能性が高くなってきます。また風に対して弱く、強風に煽られたことによる故障が多く見られます。

なるべく耐久性の高い伸縮タイプを選ぶ場合には、「格子(クロス部分)の多いもの」や「耐風圧強度の高いもの」を選びましょう。

引戸タイプ

耐久性

可動の機構が単純なため故障が極めて少ないです。風に対する耐久度も高く、日ごろからレール部分の簡単な掃除などを行っていれば、長く使うことができます。

跳ね上げタイプ

耐久性

基本的には耐久性が低くないタイプですが…積雪時には注意が必要です。車を出し入れしやすいように扉を上げた状態にしておくと、雪が積もってアームの破損につながる可能性があります。

シャッタータイプ

耐久性

風や雪などの対候性も比較的高いですが、シャッター部分の巻き取り機構が複雑なため、使用頻度の多い状況では不具合の原因にもつながります。

ポールタイプ

耐久性

ポールの径太さにより耐久性が異なります。一般家庭向きのものは直径5cm前後のものが多いですが、それよりも太いものを選ぶことで耐久性も高まります。

電動タイプの耐久性

開け閉めのラクな電動タイプですが、自動でうごくため電気を必要とすることやモーターなどの機械が組み込まれていることから、通常のタイプに比べ非常に複雑な機構になっています。

家電を同じように、使用状況や使用頻度によっては耐久性(耐用年数)も変わってきますので、導入する際にはその点も加味して検討しましょう。

 

デザイン性から選ぶ

駐車場は道路に面していることから、カーゲートも通行人などからよく見られるエクステリアのひとつです。門扉やフェンスなどのエクステリアと統一感をはかることで、デザイン性の高い魅力ある門まわりにすることもできます。

 

伸縮タイプ

デザイン性

縦向きの細格子のデザインが基本となるため、存在感を出しづらく他のエクステリアとも調和はやや難しいです。木調を含んだものでデザイン性を高めることは可能。

引戸タイプ

デザイン性

設置できる場所が限られてしまうことがネックですが、デザイン性や存在感が高いため、特徴的なデザインの外構にすることも可能です。

跳ね上げタイプ

デザイン性

木調・鋳物アンティークなどバリエーションも多いため、まわりのエクステリアとの調和もしやすく、存在感もちょうど良いバランスのとれたタイプです。

シャッタータイプ

デザイン性

クローズド感の強い外構デザインに偏りますが、シャッターのフレーム部分には、タイルを貼ったり、左官材を塗ることもできるため、まわりのブロック壁と統一感のあるデザインにすることができます。

ポールタイプ

デザイン性

ステンレス製やスチール製のため、シルバー色が基本となります。一部の商品では多色あるものもあるので、うまく取り入れることができればデザイン性をもたせることも可能です。

外構スタイル別のおすすめタイプ

オープンスタイル ポールタイプ
セミクローズドスタイル 伸縮タイプ
クローズドスタイル 引戸タイプ、跳ね上げタイプ、シャッタータイプ
YKK チェーンポール 1型

オープンスタイル例(ポールタイプ)

YKK ルシアス アップゲート 03型

クローズドスタイル例(跳ね上げタイプ)

 

設置費用の目安

 




伸縮タイプ

LIXIL アルシャインⅡ M型 片開き

費用 約169,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅3008mm程度のサイズを設置した場合

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引戸タイプ

LIXIL エススライド B型 片引き

費用 約350,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅2500mm程度のサイズを設置した場合

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跳ね上げタイプ

LIXIL オーバードアS 1型

費用 約237,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅2650mm程度のサイズを設置した場合

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シャッタータイプ

LIXIL シングルシャッターS Fタイプ 手動

費用 約1,060,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅3104mm程度のサイズを設置した場合

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ポールタイプ

LIXIL スペースガード F48型・標準型 取外し式

費用 約100,000円(税込・工事費込み)

※上記費用は幅3000mm程度(ポール3本分)のサイズを設置した場合


伸縮タイプ

※画像は片開き仕様です。

LIXIL アルシャインⅡ M型 両開き

費用 約265,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅5915mm程度のサイズを設置した場合

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引戸タイプ

LIXIL エススライド B型 片引き

費用 約540,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅5000mm程度のサイズを設置した場合

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跳ね上げタイプ

LIXIL ワイドオーバードアS 1型

費用 約329,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅5350mm程度のサイズを設置した場合

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シャッタータイプ

LIXIL ワイドシャッターS Fタイプ 電動

費用 約1,888,000円~(税込・工事費込み)

※上記費用は幅5350mm程度のサイズを設置した場合 ※電気工事代は含まず

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ポールタイプ

LIXIL スペースガード F48型・標準型 取外し式

間口6000mm程度 ポール5本分

費用 約150,000円(税込・工事費込み)



カーゲートの計画はお早めに!

気に入った商品が決まっても、それを設置するために土間コンクリートを壊したり、ブロック塀を壊したり、サイズを特注にしないとならない、なんてことも多くあります。

工事費用を抑えて適したカーゲートを設置するためにも、住宅を購入前や外構工事がこれからといった方は、カーゲートの設置を含めた計画を早期のうちに行いましょう。

工事費用を抑えるためのポイント

  • カーゲートが設置できる開口部を確保しておく。
  • 柱やレールが設置される場所は土の状態のままにしておく。
  • 電動タイプへ供給のための電源を設けておく。

外構やエクステリアのことを考え始めたら…

なるべく早めに専門家に相談しましょう!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カーゲートもタイプが多くて悩んでしまうこともあるかもしれませんが…

「お値段が安いものが良い」「防犯性の高いものが良い」「外構のデザインに合うものが良い」などこだわり条件をもって探すと、迷わず自分にあった商品を見つけることができます。

早期の専門家への相談も非常に重要です、ぜひ後悔のないカーゲート選びをして、理想の住まいを手に入れましょう!

 

本記事のまとめ

  • カーゲートの主なタイプには、伸縮タイプ・引戸タイプ・跳ね上げタイプ・シャッタータイプ・ポールタイプがある。
  • 車の台数(駐車場の幅)から選ぶ場合には、それぞれのタイプに台数に応じた得意・不得意があるので注意。
  • 開け閉めがしやすく開閉スピードも早いのがよい方は、跳ね上げタイプがおすすめ。
  • 交通量が多い道路に面した駐車場には電動タイプのカーゲートがおすすめ。
  • 防犯性が高く盗難被害にあいにくいのは、シャッタータイプ。
  • 耐久性があり故障が少ないのは、引き戸タイプ。
  • デザイン性が高いカーゲートを設置したい方は、引戸・跳ね上げ・シャッタータイプがおすすめ。
  • カーゲートの設置費用の目安は、1台用で10万円~100万円ほど、2台用で15万円~190万円ほど。

 

 

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